2026.09.04 シャープ、住宅用太陽電池5機種発売 単結晶「Full Fit」シリーズ
さまざまな屋根形状にフィットし、スペースを最大限に活用できる「Eeeソーラー」新シリーズ「Full Fit」
シャープは、住宅用太陽光発電(PV)システム「Eeeソーラー」で、屋根の形状や大きさに合わせて選べるルーフィットタイプの新シリーズ「Full Fit」5機種を10月9日に発売する。
Eeeソーラーは、同社の住宅用エネルギーソリューション「Eeeコネクト」の一環として展開する太陽光発電システムに新たな名称を採用したもの。
新シリーズは、さまざまな屋根形状で、太陽電池モジュールをより多く設置できるよう設計。
モジュールをコンパクト化し、縦寸法を従来機比で約7%縮小。コーナーモジュールNU-132LU/132RUは、斜辺の角度を従来の52度から50度に変更し、寄棟屋根特有の斜め部分へのフィット性を向上させた。
新シリーズはモジュール2枚から設置が可能なため、狭い屋根スペースにも対応できる。
シャープエネルギーソリューション エネルギーマネジメント事業統轄部の高尾周一副統轄部長は「2030年度の目標として、新築戸建て全体のソーラー設置率を6割に高めるなど、太陽光発電の主力電源化に向け普及が加速している。このためにはさまざまな屋根への設置が求められる」と話す。
戸建て住宅の屋根には多くの種類があり、切妻・段違い屋根、片流れ(南面)屋根は比較的設置スペースがあり、標準的なPVで設置できる。
一方、切妻・段違い屋根でも南面が狭く北面活用が求められる場合や、寄棟屋根の東西南北面の斜め部分など、さまざまな屋根スペースを活用できるPVが必要となるケースも多い。
新シリーズでは、縦寸法を同社従来機比で約7%縮小し、縦寸法926mmへとコンパクト化した(NU-230AU)。
これにより、切妻屋根や片流れ屋根などへの設置性が向上。間口3.4間、奥行き4.2間(6200× 7600mm)、屋根勾配5寸の切妻屋根南面の場合、従来機(NQ-241BT)に比べて棟側に1列多く設置でき、従来機なら15枚のところNU-230AU(公称最大出力230W)なら20枚置け、搭載容量が約27%向上する。
コーナーモジュールNU-132LU/132RU(同132W)は、斜辺の角度を従来の52度から50度に変更。
一般的な寄棟屋根の斜辺角度(48度)に近づけることで、寄棟屋根特有の斜め部分へのフィット性を高め、屋根スペースを効率的に活用できる。
間口5間、奥行き4.5間(9100×8200mm)、屋根勾配4.5寸の寄棟屋根の場合、従来機に比べ1列多く設置でき、搭載容量が7.82kWと約32%向上する。
パワーコンディショナーの最小起動枚数は、同社従来機の3枚から2枚にした。これにより、狭い屋根スペースも有効活用できる。
NU-225MUは防眩(ぼうげん)仕様となっている。ガラス表面の凹凸で光を乱反射させることで、一方向への反射を抑え、まぶしさを低減する。一般的な屋根材を下回る光沢度(60度)により、反射光への配慮が求められる北面への設置にも対応しやすくなる。
価格は、NU-230AU(公称最大出力230W/モジュール変換効率21.7%)が 税込み14万4100円、同153AU(同153W/21.2%)が同10万1200円、同132LU/RU(132W/17.7%)が同9万1300円、同225MU(225W/21.2%) が15万2900円。












