2026.09.09 テスラ 家庭用蓄電池発売、日本仕様に一新 都内でローンチイベント
Powerwall 3やテスラロボットなどを展示
米電気自動車(EV)大手のテスラは、渋谷ストリームホール(東京渋谷区)で家庭用蓄電池「Powerwall 3」のイベント「Powerwall 3 Launch Event」を4日に開催した。世界では2024年、日本国内では8月3日に発売した製品で、設置性の高さが特徴。Powerwall 3は環境共創イニシアチブ(SII)の機器登録を完了したため国の補助金の対象となった。
Powerwall 3は日本仕様に一新。自然災害や気温変動、周波数50Hzと60Hzに対応し、日本の住宅環境に合うようにした。IoT製品のセキュリティー認証制度「JC-STAR」レベル1も取得。Powerwallとして国の補助金対象になるのは初。
太陽光発電のパワーコンディショナー(パワコン)を本体に内蔵。実効容量は 13.5kWh、定格出力は9.69kWで、ピーク電力のシフトとバックアップを毎日両立できる。1台あれば家庭で必要なエネルギーをすべて賄えるようにした。
本体に必要な設置スペースは0.2㎡で、塩害地域にも設置可能だ。下端60cmまでの耐水性能も備える。要望に応じてシステムを拡張できる。
ハードウエアを一体化して配線を簡素化し、施工性を向上。試運転や遠隔監視・制御、トラブル対応はアプリでできる。ホームエネルギーマネジメントシステム「Tesla Home」と最適化エンジンを標準搭載し、自動でエネルギーを最適化する。
筐体(きょうたい)は、同社の車両と同じ加工法の「アルミダイカスト」を採用。溶接やつなぎ目を少なくし、パワコンや蓄電池セルなどの安定性やIP67レベル相当の保護機能を備える。
テスラジャパンレジデンシャルエナジーの鈴木継高ジェネラルマネージャーは「日本で発売するPowerwall 3は、コストを削減しつつ性能を大幅に拡充した。一つの機器ですべてをこなす画期的な製品になった」と期待を寄せる。世界での導入実績は100万台を突破しており、1000万台以上への拡大を目指す方針も示した。










