2026.09.18 ミネベアミツミ、自社製ブラシレスDCモーターを使用した電動真空ポンプを開発 小型・高効率を実現
開発した電動真空ポンプ
ミネベアミツミは18日、自社製ブラシレスDCモーターを用いた小型で高効率の電動真空ポンプを新たに開発したと発表した。2027年10月からの量産開始を予定する。
開発した電動真空ポンプの最大の特徴は、小型かつ、効率の良い吸引能力。単一乾電池よりも小さいφ32mm×55mm(突起部除く)、重量約70gと軽量ながら、流量3.0L/min、真空圧力マイナス60kPaを実現しており、競合他社と比較して高効率。さらに、三気筒のダイヤフラムにより脈動を最大限に抑え、静音性にも優れる。
これらの特長により、人のそばでも駆動音がストレスにならない静音性が求められるロボットや医療機器をはじめ、限られた設置面積でパワフルな吸引力を必要とする半導体製造装置などの用途に適している。
同製品では、同社が長年にわたり生産してきたブラシレスDCモーター「BKLシリーズ」を採用し、従来の電動真空ポンプよりも長寿命・高効率・小型化している。
製品仕様は、電源電圧DC24V。消費電流は0.2A以下。吸引圧力はマイナス60kPa。流量は3.0L/min。使用温度範囲は、5~40°C。ノイズレベルは、60dB以下。寸法はφ32×65mm。重量は約70g。駆動方式はPWM(5V)。
主な用途は、協働ロボット・ロボットハンド、無人搬送車(AGV)、バキュームリフター(吸引式リフター)、工場ライン、ピッキング、半導体製造装置、医療分析装置、生産設備など。
生産は中国で行い、27年10月の量産開始を予定する。生産量目標は月産1万pcs。











