2026.10.10 安川電機、26年3〜8月期の純利益4%増 AI関連需要を追い風に通期は上方修正
安川電機が9日発表した2027年2月期第2四半期(26年3~8月)の連携決算は、売上高が前年同期比9.8%増の2855億円、純利益が4.1%増の189億円となった。AI(人工知能)の普及を背景とするデータセンターや半導体関連投資の拡大を追い風に、モーションコントロールを中心に主力事業の販売が堅調に推移した。
営業利益は、5.5%減の220億円。基幹システムの移行に伴う生産や出荷への影響に加え、間接費の増加や欧州での事業構造改革費用の一時的な計上などにより、前年同期を下回った。
セグメント別にみると、機械制御に用いるACサーボモーターや電子制御用のインバーターなどを含むモーションコントロール事業は、売上高が21.7%増の1372億円、営業利益が32.8%増の159億円。データセンターや半導体関連投資の活況を背景に拡大する需要を取り込み、米国や中国などを中心に販売を拡大。増収効果により増益となった。
ロボット事業は、売上高が0.7%減の1184億円、営業利益が43.3%減の59億円。米国では自動車市場向け、中国では半導体ロボット向けの販売がそれぞれ好調に推移した。日本は、基幹システム移行の影響により販売が減少し、全体では減収となった。利益面は、欧州での事業構造改革費用を一時的に計上したことも響き、前年同期比で減少した。
27年2月期通期の業績予想は、売上高が前期比10.7%増の6000億円、純利益が34.8%増の475億円。従来予想をそれぞれ200億円、5億円上回る。受注の好調に加えて、円安効果なども織り込んだ。一方で営業利益は、従来予想を25億円引き下げ、21.5%増の575億円を見込む。









