2026.10.19 【電波時評】実装を生むCEATECへの変革

 部品の位置ずれに応じてねじを締める。災害時の避難誘導を仮想空間で試す。「CEATEC 2026」には、AI(人工知能)を現場の課題解決に役立てる展示が並んだ。人手不足や防災、技能継承など、日本が抱える課題と技術を結び付ける姿勢に、社会実装を後押しする総合展の役割が見えてくる。

 展示の裾野は海洋や宇宙へも広がった。養殖環境を遠隔で捉える仕組み、宇宙産業の少量多品種製造を支える技術もある。電力会社は土壌浸食対策のために開発した雨...  (つづく)