2026.10.21 山善、業績を上方修正 半導体・AIや航空・宇宙など好調

 山善は、2027年3月期第2四半期(26年4~9月)の連結業績と通期(26年4月~27年3月)業績を上方修正した。

 生産財関連事業で、半導体・AI(人工知能)、データセンター、航空・宇宙、造船、防衛産業などの需要が同社の想定を大きく上回って推移。

 受注も、引き合いから正式契約に至る確度が向上すると同時に、契約に至るまでの期間が短縮したため、需要に見合った水準となった。

 受注予想に基づき、製品の確保・リードタイムの短縮を目的として先行調達していた製品についても、受注の上振れに伴い想定よりも早期に出荷されることとなった。

 これらにより、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する中間純利益が8月10日発表の予想を上回る見込みとなった。

 中間期の業績は、売上高が前回予想より170億円増の2900億円、営業利益が同19億円増の89億円、経常利益が同22億円増の93億円、中間純利益が同16億5000万円増の62億5000万円にそれぞれ修正する。

 通期業績も、売上高が同330億円増の6180億円、営業利益が同29億円増の179億円、経常利益が同33億円増の187億円、当期純利益が同22億5000万円増の122億5000万円に修正する。

 通期業績では、第3四半期以降の市場動向や外部環境の変化などを慎重に見極める必要があるとしながらも、現時点での海外生産財事業の受注残高と有力引き合いの保有状況、製品調達の見通しや底堅く推移するその他の事業を含めたセールスミックスの変化を踏まえ上方修正した。