2020.08.20 【コンデンサ技術特集】業界動向市場が広がるコンデンサ
6月から量産が始まった世界初の0402サイズ最大静電容量1.0μF積層セラミックコンデンサ(村田製作所)
コンデンサは情報通信、家電、自動車、産業機器に加え5G基地局、データセンターのサーバー、ロボット、環境・エネルギー、医療・ヘルスケアへと市場が広がり、軽薄短小化、高容量化、高耐熱化、高耐電圧化、高信頼性、低抵抗化、低損失特性、耐振動特性、長寿命化などを一段と進め、多岐にわたる要望に応えている。
年産2兆個を超える積層セラミックコンデンサ(MLCC)においては、量産レベルの最先端品で厚さ0.5マイクロメートル前後の誘電体セラミ... (つづく)