2020.08.26 新型コロナウイルスPCR検査手法を簡略化超高感度抗原検査法、早大の研究グループが開発

 早稲田大学教育・総合科学学術院の伊藤悦朗教授の研究グループは、従来のPCR検査の手法を大幅に簡略化しウイルス検出感度も高い、新しい「超高感度抗原検査法」の開発に成功した。今後、公的研究機関などの協力を得て、実際の患者検体での測定を早急に試す必要があるとしている。

 新型コロナウイルス感染症の検査方法には、遺伝子の特定を目的とするPCR検査、インフルエンザなどの罹患(りかん)を調べる際に用いられる抗原検査、罹患経験の有無を調べる...  (つづく)