2020.09.03 韓国サムスン、5ナノ半導体を年内量産へクアルコム製チップ生産着手

 【ソウル支局】韓国のサムスン電子は、回路線幅5ナノメートルの半導体の量産を年内に開始する。7月下旬に開催した投資家向け会議で、同社幹部は既に量産に向けた準備が整っているとし、第4四半期中に米クアルコム製アプリケーションプロセッサ「スナップドラゴン875」およびモデムチップ「同X60」の生産に着手することを明らかにした。

 5ナノメートルではファウンドリ世界最大手の台湾TSMCが今春、量産に着手。同プロセス適用の米アップルの新型...  (つづく)