2020.09.07 家電品、訴求ポイント変化新型コロナ禍のニーズに響く提案

エアコンでは、ステイホームを快適にする清潔性がより訴求されるようになっている(図は日立ジョンソンコントロールズ空調の「凍結洗浄」)

 コロナ禍で急激に変化したニーズに合わせ、家電メーカーが製品の訴求ポイントを変えてきている。開発スケジュールの関係上、ハード面の変更は簡単ではないが、ソフト面で対応したり、実装予定だった機能の訴求方法を変えたりと、コロナ禍でニーズに響く提案が目立つ。

 1日に発表された三菱電機のルームエアコン「霧ヶ峰」の新製品。例年は自社の展示会で大々的に新製品の実機を披露するが、今年は新型コロナウイルスの影響もあり、リリースをひっそりと流すに...  (つづく)