2020.09.11 【中部産業特集】アイホンテレビドアホン「WR-11」

ワイヤレステレビドアホン「WR-11」

カメラ付き集合玄関ユニットカメラ付き集合玄関ユニット

4.3型液晶画面を採用

 アイホンは、8月に業界最大4.3型液晶画面を採用したワイヤレステレビドアホン「WR-11」を発売。また、デザイン性を重視するユーザーニーズや、多様化するマンションサービスに対応するため、新たな集合住宅用インターホンシステム「dearis」「らくタッチdearisシステム」を、今年12月に新発売する。

 「WR-11」は、玄関と室内の配線工事をすることなく来訪者を室内親機のテレビモニターで確認することができる。玄関に設置するカメラ付きワイヤレス玄関子機には単3乾電池を6本使用、室内のモニター付きワイヤレス親機はACプラグ式となっており、コンセントに挿すだけで、玄関子機からの電波が届く範囲であれば建物内のどこでも使用できる。

 モニター付き親機は、業界最大の4.3型液晶画面を採用し、玄関先の様子が確認しやすい。普段触れることが多い「通話」「終了」「モニター/みやすさ」ボタンを大きくすることで、幅広い年代の人が分かりやすく操作できる。

 カメラ付きワイヤレス玄関子機は広角カメラを採用することで、玄関回りの様子を左右画角約110度の範囲で広く捉えることができる。また、エクステリアと調和し、明るい色調の外構にもなじむよう表面デザインはヘアライン調のシルバー色を採用。チャイムからの取り換えやインターホンが設置されていない建物、アパートなどでの防犯の一助として役立つ。

 「dearis」と「らくタッチdearisシステム」は、各居室に設置する住宅情報盤を、マイク・スピーカ孔を目立ちにくく配置し、凹凸を最小限にしたフラットデザインとすることで、洗練された印象を与える。7型ワイドタッチパネル画面を採用し、来訪者を見やすく表示する。

 「dearis」の住宅情報盤は、縦埋め込み型に横埋め込み型を加えた2タイプを主に新築マンション向けに用意した。

 「らくタッチdearisシステム」の住宅情報盤には、縦露出型を用意し、既設インターホンからの取り換えを考慮した設計にしている。

 住宅情報盤のラインアップには、居住者により快適なマンションライフを提供するため、ワンランク上の機能として、新たに無線LAN接続対応モデルを用意した。スマートフォンやタブレットに「dearisインターホンアプリ」をインストールすることで、居住者は、外出先でも来訪者の映像確認や通話、エントランスのオートドアの解錠ができる。在宅時には、スマートスピーカと連携して、在宅時の防犯セキュリティの設定などの機能を音声で操作が可能になる。

 エントランスに設置するカメラ付き集合玄関機は、タッチパネル画面を採用することで、従来の集合玄関機にあった10キーボタンをなくし、スタイリッシュなデザインを実現して、先進性を演出。部屋番号を入力するときは、来訪者自身の姿も集合玄関機の液晶画面上に表示され、来訪者自身に映されている認識を与えることで防犯にも役立つ。