2020.09.15 【関西エレ産業特集】大阪・関西万博公式ロゴマーク決定DNAで自由な命を表現

大阪万博2025の公式ロゴマーク

 25年の大阪・関西万博(4月13日-10月13日)の公式ロゴマークが決まった。8月25日、大阪市内のホテルで発表された。

 日本国際博覧会協会が昨年11月29日から12月15日までの間、公募した結果、5894点の応募があった。

 その中から、建築家の安藤忠雄氏を座長とするロゴマーク選考委員会による選考の結果、最優秀作品に選ばれたのはグループ名「TEAM INARI(チーム イナリ)」(代表者=シマダ タモツ氏)の作品。

 大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。世界が一体となって各人が自らの望む生き方を実現していくことを目指す。

 シマダ氏は発表会で、「(万博といえば)小さいころ見た1970年の大阪万博の〝太陽の塔〟のイメージがあり、何とかそのDNAを表現できないかなと思っていた。自由な命を表現したかった」と制作の動機を語った。

 同協会は今後、公式ロゴマークを万博の周知と機運を高めるために活用していく。