タイガー魔法瓶は、「炊きたて」シリーズが50周年を迎え、炊飯ジャーの商品戦略を強化している。50周年記念モデルとして、土鍋圧力IHジャー炊飯器「炊きたて」土鍋ご泡火炊き「JPL-A100」を10日から発売した。

　同社では、07年から内釜に土鍋を採用して、〝土鍋ごはん〟のおいしさを訴求してきた。

　最新のJPL-A100は、土鍋の高い蓄熱性と遠赤効果が生み出す圧倒的な高火力、力強くやさしい泡立ちによる炊き方が特徴の「土鍋ご泡火炊き」に、新たに「丹精仕上げ」を採用、甘みとハリをさらに引き出している。

　新機能として「おひつ保温」を搭載。炊きたてのご飯のおいしさを持続させるべく、保温性能をさらに進化させた。

　おひつ保温では、外気を取り込んで蒸気を放出する「ハリつやポンプ」を搭載している。これにより木製のおひつが〝呼吸〟で空気・水分をうまくコントロールして保温するように、内なべ内の湿度を調整し、炊きたてのおいしさを持続して味わえる。

　好評の「一合料亭炊き」も進化。新製品では、さらに少量の茶碗1膳分（0.5合）や炊込みご飯にも対応した。1膳でも料亭のような炊きたてご飯を味わえる。