2020.09.30 【電波新聞70周年特集】日本照明工業会・平岡敏行会長幅広い角度から精度の高い情報
平岡 会長
このたび、電波新聞創立70周年を迎えられましたこと、心よりお祝い申し上げます。
わが国の産業界の情報発信源として、鋭意活動を続けてこられた記者をはじめ、携わる皆さま方の並々ならぬご努力にあらためて敬意を表します。
貴紙の取材力と蓄積データに基づいた的確な分析とその発信は、我々照明業界のこれまでの発展に大きく寄与していただきました。
これからは5G、IoT、AIなど先進技術を用いた「Connected Industries」による様々なビジネスモデルの創出、ボーダーレス化など社会環境が大きく変化していく中、これまで以上に貴紙の幅広い角度からの迅速で精度の高い情報発信が広く日本産業界の発展に寄与していくものと期待しております。
照明業界では、照明器具出荷台数に占める半導体照明器具の比率が99%を超え、既存光源からLED光源へのパラダイムシフトもほぼ終焉を迎えましたが、これからはConnected Industriesという新たなパラダイムシフトへの対応が重要となっています。このような中、日本照明工業会では19年3月に照明成長戦略「Lighting Vision 2030」を公表し、貴紙にも大きく取り上げていただきました。
あかり文化の向上と地球環境への貢献をビジョンとして掲げ、「CSL & HCL」(Connected Smart Lighting & Human Centric Lighting…様々なモノ、コトにつながるインテリジェントなあかりと人にやさしい、安全・快適・便利なあかり)の普及を通して、新しい照明価値創出と地球環境への貢献を目指しています。
これまでも「あかりの日」等の各種イベントや新製品など、照明に関する様々な情報を取り上げていただきました。今後とも業界活動、トレンドを広く社会に認識いただくためにも、電波新聞の絶大なご協力を頂きたいと思っております。
貴紙が70年間続けてこられた業績に敬意を表するとともに、今後とも産業界の道標となるよう、電波新聞が100年、200年と、報道を通じて社会のために情報を発信し続けられることを期待しております。