2020.09.30 【電波新聞70周年特集】インターホン工業会・坂田徹会長社会の発展に貢献できる関係に
坂田 会長
栄えある創立70周年を迎えられましたこと、心よりお祝い申し上げます。
戦後の記憶が残る1950年に創立し電波新聞を創刊され、62年には新聞の日刊化への移行といった大きな改革を経て、電子工業の発展をビジネスと技術の両面から報道する、電機業界唯一の日刊紙として不動の地位を築いております。現在では、国内外の有力企業や製品の情報が紙面で確認できる貴重な報道媒体になられていると承知しております。
私どもインターホン工業会は、66年に前身のインターホン工業振興会として発足しました。構内専用のコミュニケーション機器からスタートし、現在では、住宅用・業務用を問わずネットワークに接続しながら、セキュリティカメラやスマートフォンとつながるインターホンが増加傾向にあるという商品の変遷をたどっています。
そうした中、当工業会では、多様化するニーズをコミュニケーション技術で解決し、「安全」「安心」「つながり」のある社会の実現に貢献するという「Vision 2025」を策定いたしました。
リニューアル・リノベーション市場の増加や少子高齢化、単身者世帯増といった社会環境の変化、多様化するニーズへの対応、また、コロナ禍での新しい生活様式への対応も見据え、活動の強化を図っております。
貴社におかれましても、昨年は「電波新聞デジタル」をスタートし、新たな活動の場を広げられております。最新の情報を届ける役割を担われている貴社とともに、今後も社会の発展やお客さまへのお役立ちについて、お互いに提案・提言できる関係を築いていければと考えております。
最後になりますが、創立70周年を通過点としていただき、エレクトロニクス業界の灯台として、100周年、そしてまたその先の新たな世紀をお迎えください。貴社ますますのご発展を祈念申し上げます。