2020.09.30 【電波新聞70周年特集】テレコムサービス協会・鈴木幸一会長先見性、産業発展への貢献に敬意

鈴木 会長

 このたび電波新聞社が創立70周年を迎えられたことを心からお喜び申し上げます。

 かんがみますと、電波新聞が創刊された1950年は、戦後の混乱の中にあった時代であり、電機産業界も現在のような発展を予想だにできないような状態であったと思います。

 このような状況の中、無限の発展性を秘めた電機・情報通信産業に目を向け電波新聞を創刊された先見性、電機・情報通信産業界の総合紙として貴紙が果たした役割と貢献に深く敬意を表するものであります。

 当一般社団法人テレコムサービス協会は、1994年に情報通信業界4団体が合併し、技術革新が日々進行する情報通信産業において、競争市場の健全な発展を図り、事業全体の発展に寄与することを目的として活動しておりますが、電波新聞社の歴代社長には設立当初から常任理事を務めていただき、協会の運営にご尽力をいただいております。

 また、平山勉社長には当協会が事務局を行っています「ICTビジネス研究会」での審査員を務めていただき、ベンチャービジネスの発掘にご尽力をいただいているところです。

 このように電波新聞社には、当協会の運営と活動にご貢献いただいており厚く御礼申し上げますとともに、今後もご尽力を賜りますようお願い申し上げます。

 現在、世界規模で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が猛威を振るっており、日本においても緊急事態宣言が発出されるなど、全ての産業界に多大なる影響が出ております。

 そのような中、今後の電機・情報通信産業界の見通しも予測困難な状況ではありますが、貴社におかれましては、今後とも迅速かつ的確な報道を通じて関係業界を指導されますようお願いするとともに、貴社の今後のますますのご発展を祈念し、お祝いの言葉とさせていただきます。