2020.09.30 【電波新聞70周年特集】日本ケーブルラボ・田﨑健治理事長70周年を一つのステップに躍進
田﨑 理事長
このたび貴社は創立70周年を迎えられました。心からお祝い申し上げます。
これまでの貴社の皆さまのご尽力による日本ケーブルラボのみならず、ケーブル業界への貢献は計り知れず、そのご尽力に対し敬意を表すとともに、深く感謝を申し上げます。
裾野の広いエレクトロニクス産業の技術、マーケット両面にわたり幅広い最新情報を日々提供いただいており、また、日本ケーブルラボからの情報につきましても、業界内外への重要な発信メディアとして多大なご協力を頂いております。
日本ケーブルラボは、全国のケーブル事業者や業界に貢献いただいているベンダーを会員とする一般社団法人でケーブル業界における標準仕様の策定、機器認定、技術の調査や研究開発を業務とする組織ですが、技術革新の激しい近年では、業界技術者の育成プログラムにも力を注いでいるところです。
貴社の本社所在地である五反田の地でスタートした私ども日本ケーブルラボは、昨年創立10周年を迎えました。この間、テレビ放送のデジタル化、4K/8K高画質化、放送と通信の融合など、ケーブル業界を取り巻く技術環境は大きく変化してきました。それに伴い、日本ケーブルラボの調査や研究のテーマも日々を追うごとに多岐にわたることとなりました。貴社の皆さまにはこれまで一貫して熱心に取材いただき、STB技術などの重要なテーマについては、複数取材による特集を組んでいただくなど、俊敏かつ深い内容までの情報発信にご協力いただきました。
AI、データ活用技術、5G、セキュリティなど業界を取り巻く技術の変化のスピードは加速しています。引き続き、貴紙面からケーブル業界のホットな情報を提供いただくとともに、日本ケーブルラボからもタイムリーに情報発信させていただく関係を強化していければ幸甚です。
70周年を一つのステップに、これからの貴社のご発展と躍進を祈念申し上げます。