2020.09.30 【電波新聞70周年特集】日本半導体製造装置協会・牛田一雄会長エレクトロニクス発展へ二人三脚
牛田 会長
電波新聞社が創立70周年を迎えられましたことを、心よりお慶び申し上げます。
日本がまだ戦後復興の途上にある1950年に、電波新聞が創刊されました。50年といえば、米国で世界初のトランジスタが発明されてからまだ2‐3年しかたっていない頃です。日本の高度成長を支えた「三種の神器」をはじめとする各種電化製品の黎明期に創刊し、令和の現在に至るまで、一貫して日本のエレクトロニクス産業の発展と二人三脚で歩んでこられた貴社の歴史に敬意を表します。
私たち日本半導体製造装置協会は、半導体・FPDの製造装置をつくる企業をはじめとして、材料、半導体デバイス、部品、周辺機器、サービスと様々な事業分野の企業・団体が会員になっております。会員企業の製造装置、材料を使って製造された半導体・FPD製品は、様々なエレクトロニクス製品に搭載され極めて多岐な分野で活用されています。
弊協会では7月と1月の年2回、3年先までの需要予測を発表し、半導体・FPD製造装置の市場動向と共に電波新聞紙面で大きく取り上げていただくことが多くあります。
最近の世界情勢に目を向けると、米中をはじめ国家間での技術を巡る覇権争いが加速しているようです。特に最先端の半導体は注目を集めやすく、各国における報道も増える傾向にあります。
電波新聞社が一層の紙面充実にご尽力され、ますますご発展されますよう祈念いたします。