2020.09.30 【電波新聞70周年特集】秋葉原電気街振興会・小野一志会長電気街と業界発展へ報道継続を
小野 会長
電波新聞が創立70周年を迎えられたことをお祝い申し上げます。
創立の1950年(昭和25年)は、世界に誇るエレクトロニクスと新文化の街である秋葉原電気街の礎が築かれた年です。
当時、神田小川町から神田須田町周辺にはラジオの部品などを販売する露天商が集まっていました。
GHQ(連合国軍総司令部)は49年に露店撤廃令を施行。撤廃代替地として秋葉原駅の高架下が提供され〝ラジオストア〟がオープン。50年に〝ラジオセンター〟と、中央通りを隔てた高架線横に〝東京ラジオデパート〟が、翌年には万世橋脇に〝ラジオガアデン〟と、ラジオセンター隣に〝秋葉原電波会館〟が開店。秋葉原電気街の姿になりました。
秋葉原電気街振興会は79年に創設され、秋葉原で電気製品販売を業務とする企業が、街全体の活性化とお客さまに喜んで楽しくお買いものをしていただける環境づくりを目的に活動しています。
創設翌年に開始した「電気街まつり」は現在も開催しています。「歩行者天国」も、安心・安全で楽しめる電気街の環境を整えて実施しています。
電波新聞社も創設時には神田・秋葉原を拠点とされていました。ラジオ、テレビ、家電、無線、オーディオ、パソコン、ゲーム、新文化など、時代とともに秋葉原が発信し続けるメッセージを、電気街と業界発展のために報道し続けていただいております。さらなる発展を祈念いたしております。