2020.10.02 シーテック2020 オンラインで20日に開幕ニューノーマル社会と共に歩む
CEATEC実施協議会の鹿野エグゼクティブプロデューサー
CEATEC実施協議会は1日、今月20日開幕の「CEATEC 2020 ONLINE(シーテック 2020 オンライン)」に関するオンライン記者会見を行い、今年のポイントや開催規模などを発表した。同日から展示会公式Webサイトも公開した。
スローガンは「CEATEC-Toward Society5.0 with the New Normal(ニューノーマル社会と共に歩むCEATEC)」。
オンライン上の会場(Webサイト)で展示エリアとコンファレンスの映像配信を展開し、出展者と参加者がニューノーマル社会を考え、共創する場とする。
会期は20-23日の4日間(ライブ開催)。その後、24日から12月末までアーカイブ開催も行う。
会見でCEATEC実施協議会の鹿野清エグゼクティブプロデューサーは「6月のONLINE開催発表後、様々な修正を繰り返した。その上で、今年のCEATECは『完全なオンライン開催(フル・バージョン・プラットフォーム)』とすることを決めた。リスクを考慮し、規模縮小や一部リアルを組み入れることも考えたが、ニューノーマル時代への対応を踏まえ、完全なオンラインとする」と説明した。
1日時点の出展者数は約300社/団体。新規出展者比率は約45%で、昨年の約30%を大きく上回る。
「コロナ禍で出展を見送った企業もあるが、オンラインだからこそ気合を入れたコンテンツづくりを行っている企業もある。意欲的な出展者とともに展示会を成功させたい」と鹿野プロデューサー。
展示エリアは「ニューノーマルテーマエリア」「企業エリア」「Co-Creation PARK」などを中心に構成。Co-Creation PARKには国内外から100を超えるスタートアップや大学関係などが集結する。
さらに、「CEATEC体験」ツールとして①コミュニケーションチャット機能②訪問履歴機能③CEATEC Go機能を用意。コミュニケーションチャット機能により、訪問者は出展者と1対1でチャットできる。
ライブ開催4日間合計で過去最高水準となる20万人超の来場を目指す。