2020.10.20 【CEATEC特集】Co-Creation PARK国内外のスタートアップが競演
国内外のスタートアップ企業や研究成果の実用化を目指す大学・教育機関が一堂に集まる舞台が「Co-Creation PARK(スタートアップ&ユニバーシティゾーン)」だ。次世代のフロントランナーとして期待される出展各社が、独創的なアイデアや技術を駆使して社会や生活様式を革新する可能性を示す。
見どころの一つが、新型コロナウイルスの感染拡大を機に訪れたニューノーマル(新しい日常)時代を支える有力な海外スタートアップの競演だ。
日本貿易振興機構(ジェトロ)は国境を超えたイノベーションの促進を支援する一環で、17カ国・地域から45社が参加する「JETRO Global Connection」を設置。出展するスタートアップがオンライン上で日本企業と商談する機会を設ける。中国からは無人配送にも使える小型自動運転車両を手がける企業が登場。メキシコからは、1滴の血液から病気の診療を実現する特殊検査キットと遠隔診断に必要なプラットフォームを提供する企業が参加する。
日本のスタートアップも存在感を発揮。情報セキュリティ技術を手がける企業が、離席するとPCが自動的にロックされるシステムをアピール。デジタルサイネージ(電子看板)や人の状態を解析するソフトウエアの提案を通じてイノベーションを巻き起こそうする企業にも、熱い視線が注がれそうだ。