2020.10.21 吐く息で新型コロナの検査東北大と島津製作所が開発、未来型医療を早期に確立へ
東北大学と島津製作所は呼気(自然に吐く息)をサンプル(試料)とする「呼気オミックス」による新型コロナウイルス検査法の開発に成功した。
16日、東北大学医学部で発表会が行われ、東北大学の大野英男総長、島津製作所の上田輝久社長らが出席した。
呼気オミックスは呼気中に存在するウイルスや生体由来のタンパク質、代謝物などの生体分子を解析する技術で、主に試料に含まれる成分を分析する質量分析装置を用いたエアロゾルの精... (つづく)