2020.10.22 独自技術の3軸触覚センサーを紹介XELA RoboticsがCEATEC出展

 早稲田大学発のスタートアップ企業であるXELA Robotics(東京都新宿区)は、CEATEC 2020 ONLINのCo-CreationPARKに出展し、独自技術の3軸触覚センサー「uSkin」を紹介している。

 uSkinは、人間型ロボット用に開発した、高密度の分布型3軸触覚センサーモジュールで、「ロボットの皮膚に相当する」(同社)。uSkinをロボットハンドやグリッパーにカバーのように取り付けることで、ロボットがあたかも人間のような感覚を持ち、細かな力制御や滑り検出に役立てることができる。

 デジタル出力のため、アナログ/デジタル変換器不要。アンプリファイヤ不要。電気ノイズや干渉に強く、高い品質の測定値が得られる。uSkinは、すでに受注生産を開始しているが、今年中に、大量生産を始める予定。