2020.11.06 産総研など新たな結晶シリコン太陽電池開発酸化チタンで接合形成 変換効率20%超
産業技術総合研究所(産総研)は、ドイツ・フラウンホーファー研究機構太陽エネルギーシステム研究所との共同研究で、原子層堆積法で製膜した酸化チタン薄膜(厚さ約5ナノメートル)がテクスチャ構造を持つ結晶シリコンの表面欠陥を不活性化する機能と、結晶シリコンから正孔を選択的に取り出す機能を持つことを発見。この酸化チタン薄膜を正極側に配置した結晶シリコン太陽電池を試作し、実用化につながる20%超の変換効率を実証した。
今回、チタンを含む... (つづく)
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