2020.11.13 【ルームエアコン特集】富士通ゼネラル「ノクリア」Xシリーズ
「ノクリア」Xシリーズ
AIが熱交換器を加熱除菌
富士通ゼネラルは、不在時に自動でAI(人工知能)が熱交換器を加熱除菌する業界初のルームエアコン「ノクリア」Xシリーズを提案する。
Xシリーズは、エッジ(本体)とクラウドの両方を使用する「ダブルAI」を搭載し、オーダーメイド快適を実現する。ダブルAIにより、ユーザーの生活リズムを学習し「熱交換器加熱除菌」を不在時に自動でできるようになった。これは業界初の機能になる。
熱交換器加熱除菌では、加熱や除菌などの全工程にこれまで50分ほどかかっていたが、最短35分で完了するなど大幅に時間も短縮。ますます便利になっている。
AIが生かされる機能はほかにもある。最適なタイマー運転がその一つだ。
人感センサーが検知する室内の在/不在状況のデータから、ユーザーの生活パターンを1カ月ほどでAIが学習。それぞれの生活リズムに合った最適なタイミングで、スマートフォンにプッシュ通知でタイマー運転を提案する。起床時や帰宅時に快適な室内環境となるように、学習データや気象情報を基に最適な運転開始時間をAIが判断し、運転もしてくれる。
AI機能以外にもこだわりは多い。電気集じん方式の「プラズマ空清」によって、空気中のウイルスやカビ菌、細菌などを除去し、部屋の空気を清潔に保つ。
操作性も重視している。手をかざすことで、画面表示や運転のオン/オフの切り替えを可能にしたタッチボタン式のリモコンを採用した。無線LANアダプタを内蔵しており、スマホやスマートスピーカからの操作にも対応している。
日本の気候に合わせて室外機も改良した。外気温50度からマイナス25度までの過酷な環境下でも運転が可能となった。