日新システムズは、スマートシティを構成する「つなぐ」国際規格の商品、サービスとして「Wi-SUN FAN」をメーンに8項目18コンテンツを紹介する。

　▽マルチホップ高速無線通信「Wi-SUN FAN」▽スマートファクトリーに必須の次世代通信「OPC UA」▽250もの自動走行システムプロジェクトに採用の「RTI Connext DDS」▽セキュリティIoTゲートウエイ「Lantronix社製品」▽IoTのぜい弱性対策に最適なLinuxカーネルライブパッチツール「KernelCare」▽OSSのぜい弱性・ライセンスリスク対策ツール「WhiteSource」▽IP66対応LTEなど各種I／F搭載「屋外型IoTゲートウェイ」▽30年以上の豊富な組込みシステム開発実績のある「ソフトウェア開発」の8項目で18コンテンツを用意している。

　メーンのWi-SUN FANでは、5月に発売したWi-SUN FAN搭載USB基板と、7月に販売を開始したWi-SUN FAN実証パッケージを紹介する。同USB基板は、USB接続で給電と制御を行えるため多くのデバイスと簡単に接続できる。チップアンテナを標準搭載し、外部アンテナ不要でそのまま使用可能（外部アンテナの接続は可能）。1セット10基板入りで税別価格12万円。親機、中継機、子機いずれにも使えるため、数台の使用であれば基板だけでネットワークを構築できる。

　実証パッケージは同基板を使用し、最大1000台を管理できる大規模ネットワーク構築のためのWi-SUN FANゲートウエイとネットワーク管理用ソフトウエアのセット。利用例を見せながら紹介する。

　「Wi-SUN FANによるIoTの実現　最新動向」のWi-SUN FANカンファレンス講演のほか、OPC UA超入門動画セミナー、KernelCare動画セミナーも開く。