2020.12.04 台湾MiiSがスマート医療機器に参入糖尿病網膜症向けAIシステム開発

眼底カメラ付きAIシステム

 【台北支局】眼底カメラを手がける台湾のMiiS(晋弘科技)はこのほど、糖尿病網膜症向けのAIシステム「DIB100」を開発、スマート医療機器市場に本格参入した。

 近年、糖尿病罹患者数の増加に伴い網膜症を発症するリスクが高まっている。網膜症は糖尿病を原因として目の中の網膜が障害を受け視力が低下する病気。定期的な検査と早期治療で病気進行を抑えることができるが、病気の進行とともに症状が変化し、末期になると失明に至る可能性もある。<...  (つづく)