2020.12.15 東芝が外観画像で製品異常検知するAI開発世界トップクラスの精度 子会社工場に来年度採用

 東芝は14日、製品の異常を外観の画像から検知する精度を高めた人工知能(AI)を開発したと発表した。世界トップクラスの検知性能を備え、79.1%の精度で異常を見つけ出せる。来年度、子会社の東芝デバイス&ストレージ傘下の半導体製造工場の画像検査工程に採用する計画だ。

 半導体の基板に使うシリコンウエハーの品質検査は目視で行っていたが、検査の効率化に向けてAIを活用する機運が高まっている。

 ただ、ウエハー上の様...  (つづく)