2020.12.25 アップルのEV参入に現実味台湾部品メーカーが注視

「アップルカー」のイメージ

 アップルの電気自動車(EV)事業参入が現実化するか。同社は正式コメントを出していないが、コロナ禍に明け暮れた20年を締めくくる大きな話題だ。家電メーカーではソニーが今夏、電気自動車のプロトタイプを発表しているが、事業化する計画はなさそうだ。しかしいまの時代、異業種参入は吉と出るか凶と出るか、どう転ぶかわからない。

 EVは内燃機関を使う自動車より部品点数も少なく、ノウハウの蓄積も多くは不要。企業にとって参入障壁が低い。このため...  (つづく)