2020.12.25 NEDOなど 鉄錯体触媒を開発有機ケイ素材料高機能化、安価提供へ

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、北里大学、大阪市立大学は、有機ケイ素材料の高機能化と安価提供に向け、実用性に優れた鉄錯体触媒を開発した。有機材料と無機材料を結ぶシランカップリング剤をはじめ、様々な有機ケイ素材料の製造に欠かせない合成触媒としての利用が見込める。

 シランカップリング剤やシリコーンなど有機ケイ素材料は、汎用的な炭素系ポリマー材料に比べて耐熱性や耐寒性、耐光性、電気絶縁性、離型性、撥水性に優れる。こ...  (つづく)