2020.12.29 象印マホービンが調理家電群の提案に注力巣ごもり需要拡大に対応、事業領域拡大と経営基盤強化

市川 社長

 象印マホービンは、インバウンド需要がなくなるなど、コロナ禍の厳しい経営環境の中、巣ごもり需要の拡大に対応して、炊飯器「炎舞炊き」シリーズをはじめ調理家電商品群の提案に力を入れ、「利益とシェア」の最適バランスで収益向上を図る。

 同社の20年11月期の連結業績は、コロナ影響を受け、好調に推移した商品もあったが、全社では減収減益にとどまった。

 売上高は前年比5.3%減の749億4700万円で、このうち国内の売...  (つづく)