2021.01.06 【世界の展示会特集】 COMPUTEX TAIPEI
今年のCOMPUTEXを紹介する黄志芳TAITRA董事長
テクノロジートレンドをリード
COMPUTEX TAIPEIは、6月1日から4日まで(InnoVEXは6月2日から4日まで)台北で開催される。
デジタルトランスフォーメーション(DX)の波に対応すべく、オンラインとオフラインを融合した「Online-Merge-Offline(OMO)」展示プラットフォームを構築する。
米CBインサイツ社の「AI100」にも選出された台湾のユニコーン企業Appier(沛星互動科技)と初めて提携。AI技術の活用により、精度の高いオンライン出展と来場体験を提供し、革新的な形で世界的テクノロジー・エコシステムを構築、海外バイヤーと出展企業間の壁を取り払い、テクノロジーの無限の潜在能力を共に切り開く。
米国の市場調査会社IDCの予測によると「フォーブス・グローバル2000」入りした企業の30%が24年までにAI技術を導入するという。AIはもはや「あったらよいもの(nice to have)」という選択肢ではなく、企業自身を強化してニューノーマルに立ち向かうためのコアテクノロジーだ。
AIがInternet of Everything(IoE)で利用されるシーンにおいては、リアルタイムレンダリングのニーズが急速に高まっている。第5世代高速通信規格5Gによるビッグデータ高速通信のほか、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)を活用すれば複雑、もしくは大量の演算も極めて短時間で完了する。そのほか、イノベーションやスタートアップの創出などが可能となる。
同展は引き続きテクノロジートレンドをリードすべく5G、AI&IoT、エッジコンピューティング、HPC、サイバーセキュリティ、ゲーミング、イノベーション&スタートアップの7テーマで、展示会と関連イベントを実施する。