2021.01.22 パナソニック 真空断熱保冷ボックス開発マイナス70度環境を18日間保持
パナソニックが開発したマイナス70度真空断熱保冷ボックス
パナソニックは、ドライアイスなどの保冷剤を用いてマイナス70度の環境を最長18日間保持できる真空断熱保冷ボックス「VIXELL(ビクセル)」を開発した。20年度末から製薬会社や流通業者などへのサンプル提供を開始し、早期の商品化を目指す。
ワクチンなど医薬品の輸送には、厳格な温度維持が求められるが、一般的な断熱ボックスは、板状の真空断熱パネル(VIP)を貼り合わせて断熱層を形成するため、パネルの継ぎ目からの冷気漏れが課題だった... (つづく)