2021.01.22 富士通研、マルチ生体認証技術を開発マスク着用しても高精度で本人特定

 富士通研究所は、顔と手のひらの非接触な生体認証を組み合わせたマルチ生体認証技術で、マスクを着用していてもマスク着用なしと同等レベルの99%以上の高精度で本人特定ができる技術を開発した。ローソンと共同で取り組んでいる富士通の新川崎テクノロジースクエア内のレジなし店舗での実証実験に適用し、21年度中の実用化を目指す。

 実店舗での決済処理やイベント会場での本人確認として、生体認証の活用が進んでいる。さらに新型コロナウイルス感染症の...  (つづく)