2021.02.10 スギヤマゲン、厚労省から保冷バッグ4万個シャープ開発の適温蓄冷材活用
スギヤマゲンの保冷バッグに適温蓄冷材4個をセットして使用
スギヤマゲン(東京都文京区)は、シャープが開発した3度適温蓄冷材「COOL LAB3」を活用した保冷バッグを、厚生労働省から4万個受注した。新型コロナウイルスワクチンを接種会場へ移送する際の保冷に使用される。
シャープは液晶材料の研究で培った技術を応用して適温蓄冷材を開発。マイナス24-プラス28度で解け始める氷の状態で蓄冷できるのが特徴だ。保冷バッグに活用されるCOOL LAB3は3度で解け、固体から液体に変化する際に周囲... (つづく)