2021.03.08 【中部産業特集】アイホン集合住宅用インターホンシステム「ディアリス」

dearisの住戸画面

洗練されたフラットデザイン

 アイホンは昨年12月、集合住宅用インターホンシステムの新製品として、「dearis(ディアリス)」と、高齢者や小さな子どもでも簡単操作で使いやすい「らくタッチdearisシステム」を発売した。

 dearisは、住宅情報盤、集合玄関機ともに洗練されたフラットデザインが特徴。住空間に調和するシンプルさとIoT機能の搭載により、毎日の生活の快適化を提案する。

 住宅情報盤は、スピーカ孔を本体下部に配置することで、洗練されたデザインを実現。凹凸を最小限に、スマートな印象を与える。

 また、視認性が高い約115万画素の7型タッチパネル、左右画角約170度のパノラマワイド映像、来訪者を自動でズームアップするオートズーム機能、応対前に来訪者を確認できる取り次ぎ機能、ボタンの点滅で次の操作手順を分かりやすくガイドするナビホタル機能などを搭載。

 加えてスマートフォンアプリと連携することで、留守中でも来訪者の映像確認、通話、オートドアの解錠、部屋の状態の確認セットと施錠、警報や通知を確認できる。

 集合玄関機は、テンキーをタッチパネル画面に表示することでフラットなデザインに仕上げ、奥行き10ミリメートルのサイズで空間に違和感なく配置可能。音声案内に加え、通話中・取り次ぎ中など現在の状態をディスプレイに表示し、より分かりやすい操作性を備える。

 らくタッチdearisシステムは、インターホンの基本「見やすさ、使いやすさ」にこだわりつつ、スマートフォン連動や取り次ぎ機能など最新機能を搭載した。使う「らく」、つながる「らく」、見る「らく」、確認が「らく」の「4つのらく」を提供する。

 タッチパネル式集合玄関機は、要望に合わせてWelcome画面のカスタマイズが可能で、来訪者を音声でもてなす。エントランスカメラと連動し、2カ所から確認する。

 カメラ付き玄関子機は、住戸前から呼び出しを受けても安心して確認が可能。既設形状に合わせた子機が選べ、夜間の来訪者もカラー映像で確認することができる。