2021.03.08 TDK  反射電波暗室に注力電磁環境模擬しノイズ検証

TDKがJQAに納入したリバブレーションチャンバ

 外部電波の電子機器への影響を見るイミュニティ試験で、実際の電磁環境を模擬し、電磁的耐性の評価ができるリバブレーションチャンバが注目されている。TDKは18年に開発をスタートし、昨年から相次ぎ納入。次世代自動車開発の進展を見込み、注力する。

 リバブレーションチャンバは、電磁波を機械式のかくはん機(スターラ)と内壁で反射させて電子機器への影響を試験するための暗室。1月、日本品質保証機構(JQA)が新設した車載機器専用EMCラボ(...  (つづく)