2021.03.12 アビオニクスが自動制御インバータ溶接EVモーター・電池市場狙い

インバータ式抵抗溶接機「NRW-IN400PA」(左)と最大出力電流4kAのトランス「NT-IN4474A」

 日本アビオニクスの接合機器事業は堅調で、サーモカメラなど赤外線機器を含めた「電子機器部門」の第3四半期(21年3月期10-12月)は前年同期比71%増収となった。スマートフォン需要やテレワークの増加で水晶、光通信デバイスのパッケージ封止需要が拡大。同社の溶接機が多く使われている。

 電極で材料を抵抗発熱させる「抵抗溶接」でインバータ式の新製品を発売。接合担当の新屋明彦執行役員は「EVのモーターや電池がターゲット」とし、中国だけ...  (つづく)