2021.03.12 【ルームエアコン特集】富士通ゼネラル「ノクリア」Xシリーズ

「ノクリア」Xシリーズ

不在時にAIが加熱除菌

 富士通ゼネラルは、不在時にAI(人工知能)が自動で熱交換器を加熱除菌する業界初のルームエアコン「ノクリア」Xシリーズを訴求する。

 エッジ(本体)とクラウドの両方のAIを使用した「ダブルAI」が最大の特徴で、ユーザーの生活リズムを学習し、不在時に自動で「熱交換器加熱除菌」を行う業界初の機能を搭載。冷房・除湿運転時に、エアコン内部のハイドロフィリック熱交換器に発生した水滴で汚れを浮かせて洗い流し、55度に高温加熱することで、カビ菌や細菌を10分で除去する。同社の独自技術で、加熱・除菌の全工程にこれまでは50分ほどかかっていたが、最大35分で完了するなど、大幅な時短も成功した。

 AI機能以外にもこだわりは多い。電気集じん方式の「プラズマ空清」により、空気中のウイルスやカビ菌、細菌などを除去し、部屋の空気を清潔に保つ。

 リモコンは、画面の上で手を左右に振るだけで運転のオン・オフを可能とした。室内機との通信には業界初となるブルートゥース方式を採用。部屋のどこに置いても操作内容や室内温湿度などの情報を高い安定性で送受信できる。

 リモコン本体はテーブルなどへの据え置きタイプで、細かな操作は画面にタッチする方式を採用した。リモコン画面も高精細で見やすい有機ELを業界で初めて採用している。