2021.03.16 【電波時評】コロナ禍で見直された白物家電

 コロナ禍で在宅時間が増えて、白物家電の多くが好調に推移した。調理家電もその一つだ。ステイホームにより外食を控え、家庭で調理する機会が増えたことによる。

 近年、共働き世帯の増加を背景に、簡単かつおいしい時短調理を実現する機器の開発が活発だったことが、コロナ禍を機に、多くのユーザーニーズを顕在化させた。

 また、掃除機やドラム式洗濯乾燥機も好調だが、これも以前から家事省力化ニーズを捉えた商品開発が活発だったこ...  (つづく)