富士ゼロックスが販売する個室型ワークスペース「ソロワークブース CocoDesk」が、SMBC日興証券の提供するオンラインを活用した無人営業所「N-DESK」に採用された。

　ソロワークブース　CocoDeskはオフィスや施設内などで、周囲に気兼ねなくオンライン会議への参加や業務に集中できる環境を実現する商品。SMBC日興証券は先ごろ、三井住友銀行戸塚支店（横浜市戸塚区）と永山支店（東京都多摩市）内にN-DESKを開設しサービスの試行運用を開始。戸塚支店内にソロワークブース　CocoDeskを採用した。

　N-DESKは、有人店舗における従来の窓口業務を、ソロワークブース　CocoDeskやベルフェイスのオンライン営業システム「bellFace（ベルフェイス）」を使用することで、顧客が映像を見ながら支店担当者と相談できるSMBC日興証券初の無人対応窓口サービスを提供する。

　富士ゼロックスは20年2月から、ビジネスパーソンが外出先や移動中の隙間時間を活用したテレワークを支援するため、個室型ワークスペースCocoDeskサービスを提供してきた。

　東京メトロの駅構内から始まり、現在、商業施設などにも展開し、計63台に拡大している。

　同年9月からはソロワークブース　CocoDeskをブース単体商品としても販売している。