2021.03.24 【関西エレクトロニクス産業特集】大和無線電器おうち家電に再注目、提案を強化

本社ビルの外観

 大和無線電器の21年3月期通期の実績は、前年比2桁以上で推移している。電子部品部門は新型コロナウイルスの感染拡大の影響があったものの、前年並みで推移。家電部門は巣ごもり需要、テレワーク需要を着実に獲得した。今後は、おうち家電などに再注目し関連商品の提案を強化する。

 今期の電子部品部門の実績は、前半戦が落ち着いていたものの、後半戦に入り5G向け、自動車向け、IoT向け、ロボット向けなどが活発に動き前年並みをキープした。家電部門も巣ごもり需要で調理家電やクリーナー関連、空気清浄機、加湿器、健康関連商品などが好調。テレワーク需要ではWebカメラなどPC周辺機器などが伸長した。

 公文雅人社長は「家電関連はEC向けも伸びている。リアル店舗では郊外店を中心に堅調。また、夏が暑く、冬が寒かったこともあり、季節商品が夏モノ、冬モノともに順調だった」と今期を振り返る。

 今後は新型コロナウイルスの感染拡大の影響が続く中で、家電部門では調理家電に再度注目し、情報発信の取り組みを強化。災害対策関連商品なども充実する。また、電子部品部門では商品目線での提案活動やモジュール品の提案を強化する。

 家電部門ではヒット商品の炭酸水メーカー「ソーダスパークル」を再度提案する。SNSなどを活用し、情報発信を強化。災害対策ではカセットガスインバータ発電機を紹介。緊急時だけでなくアウトドアでも活用できることを広く提案する。