2021.03.26 日本ゴールドディスク大賞嵐がアーティスト・オブ・ザ・イヤー2年連続7度目の受賞

「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」など5冠の嵐

「ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」など3冠のSixTONES「ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」など3冠のSixTONES

「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ストリーミング」に選ばれた「I LOVE…」(Official髭男dism)「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ストリーミング」に選ばれた「I LOVE…」(Official髭男dism)

 「第35回日本ゴールドディスク大賞」(主催=日本レコード協会)の受賞作とアーティストが15日発表され、69作品・アーティストが選ばれた。CD、ビデオ、配信売上げなど、20年に最も活躍したアーティストに贈られる「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」の邦楽部門は嵐が2年連続7度目の受賞。洋楽部門はクイーンが3年連続4度目の受賞となった。

 昨年12月31日で活動を休止した嵐は、アルバム「This is 嵐」が「ベスト5アルバム」(邦楽)に、シングル「カイト」が「ベスト5シングル」に、デビュー20周年ライブを収録した「ARASHI Anniversary Tour 5×20」が「ミュージック・ビデオ・オブ・ザ・イヤー」(邦楽)と「ベスト3ミュージック・ビデオ」をそれぞれ受賞し、5冠を獲得した。

 20年にデビューし、CDなどの売上げが最も多いアーティストに贈られる「ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」(邦楽)は、1月22日デビューのSixTONES。Snow Manとの同時デビューシングル「Imitation Rain/D.D.」「D.D./Imitation Rain」で「シングル・オブ・ザ・イヤー」と「ベスト5シングル」に選ばれた。

 SixTONESのジェシーは「SixTONESがいて良かったと感じてもらえるようなグループを目指し、今後も全力で音楽を届けられるよう頑張っていきます」とコメントした。

 デビューシングルに続き、セカンドシングル「KISSIN, MY LIPS/Stories」も「ベスト5シングル」に選ばれたSnow Manは「デビュー曲で賞を頂けたのは、ファンの皆さまのおかげ。日本のみならず海外の皆さまにも楽しんでいただけるパフォーマンスを提供していきたい」と喜びを語った。

 今回、ストリーミング賞が新設された。Amazon Music Unlimited、Apple Music、AWAなどの集計対象音楽ストリーミングサービスで、対象期間中に配信が開始された楽曲のうち、再生回数の最も多かった作品に贈られる「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ストリーミング」(邦楽)の初受賞作は、Official髭男dismの「I LOVE…」に決定。「ベスト5ソング・バイ・ストリーミング」にも選ばれた。

 対象期間中に有料ダウンロード配信が開始された作品の中で、最もダウンロード数の多い作品(シングルトラック)に贈られる「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード」(邦楽)と「ベスト5ソング・バイ・ダウンロード」も受賞し、4冠を達成した。

 受賞に当たり、Official髭男dismは「自分たちの音楽がたくさんの方に届いていて、うれしい気持ちでいっぱい。これからもリスナーの皆さんへの感謝を持って楽曲制作に励んでいきます」とコメントを寄せた。

 このほか「ベスト5シングル」は、AKB48「失恋、ありがとう」、乃木坂46「しあわせの保護色」が受賞。「ベスト5ソング・バイ・ストリーミング」には、あいみょん「裸の心」、NiziU「Make you happy」、BTS「Dynamite」、LiSA「炎」が選ばれている。