2021.04.29 マクセルHD、4%減収・営業黒字3月期連結

 マクセルホールディングスの2021年3月期連結決算は、自動車・半導体向けの受注が増え、第3四半期以降は前年同期比で増収に転じたが、通期では新型コロナの影響が大きく、同4.1%減収となった。営業利益は各事業の回復に加え、固定費削減などの原価低減の効果もあり黒字化した。

 事業別には、巣ごもり需要のあった民生用リチウムイオン電池が増収増益だったほか、衛生意識の高まりから健康関連も堅調だった。一方、下期に回復した自動車市場は通期では...  (つづく)