2021.05.10 日本特殊陶業が非焼結型の酸化物系固体二次電池クラス最高水準の容量・サイズ 安全性を向上
パウチタイプ(左)とHAKUTO-R向け金属缶タイプ
【名古屋】日本特殊陶業は、非焼結型の酸化物系固体二次電池を開発し、酸化物系固体電池でクラス最高水準の容量・サイズを実現した。
同固体電池は、不燃性で有毒ガス発生の心配がなく、過酷な環境下やより広い温度範囲での使用が可能となった。これにより、宇宙空間や自動車の分散・バックアップ用電源、海洋機器、運輸用IoT、防爆が要求される機器などでの活用が期待される。
同社は、長年培ってきたセラミック積層技術を応用し、... (つづく)