2019.11.01 日立金属が収益性改善へ緊急施策 人件費抑制、固定費も削減

 日立金属は、今年度上期(4-9月)業績の急激な悪化を受け、収益性改善のための緊急施策を実施する。役員報酬の一部返上や、早期退職募集の実施などによる人件費抑制とともに、設備投資の厳選・圧縮などによる固定費削減に取り組む。これにより、固定費削減の効果額として19年度(20年3月期)に185億円、21年度には18年度比で390億円の計上を見込む。

 同社の今年度上期業績(IFRS)は、売上げが前年同期比12.0%減の4568億880...  (つづく)