2021.06.07 オリンパスが分社化を検討創業来の顕微鏡など科学事業

 オリンパスは4日、科学事業のグローバルな分社化について検討を始めたと発表した。創業以来手掛けている顕微鏡などが含まれ、同社の売上高の約1割を占める柱の一つ。医療関連事業に力を注ぐ中、科学事業を見直し、それぞれの地域や事業特性に合った体制とし、迅速な意思決定にもつなげる。分社化は来年4月1日を予定し、具体的な内容が決まり次第、逐次公表する。

 同社の科学事業は、1919年の創立当時から開発・製造している顕微鏡をはじめ、工業用内視...  (つづく)