2021.06.07 THKがプラットフォームロボット受注開始

プラットフォームロボット「SEED-R7シリーズ」

 THKは、次世代サービスロボット「SEED Solutions」のプラットフォームロボット「SEED-R7シリーズ」の受注をこのほど開始した。

 同シリーズは、サービスロボット構築用に開発したスマートアクチュエーター搭載のプラットフォームロボットで、小型・軽量、省配線、低消費電力で信頼性に優れる。ロボットの構築には欠かせないメカトロニクス要素をユニット化して導入しやすくすることで、顧客の要望に合ったサービスロボットを短期間かつ簡単に実現する。

 通常、サービスロボットの開発は、メカ設計、電気・電子制御、ソフトウエア、運用面などさまざまな課題を解決しながら進めるため、実現までに膨大な時間と労力を要する。ロボット開発に伴う顧客の負担を軽減すべく、サービスロボットに不可欠なメカ設計、電気・電子制御、基本ソフトを一体化した各種ユニットを開発した。

 SEED-R7シリーズは、等身大上体ヒューマノイドSEED-Noid、昇降ユニットSEED-Lifter、全方向移動台車SEED-Moverという、サービスロボットの開発の種(SEED)となるユニットで構成している。必要なユニットを組み合わせて、パラメーターの設定、動作プログラミングをすることで、サービスロボットとしての運用が可能になる。