2021.06.09 東陽テクニカ、類似波形をAIが抽出EMI対策、ノイズ源部品推定

EMINTの画面。測定した波形のうち、マージンを超えるノイズを選ぶと(左上)、類似波形を含む過去データをAIが提示する(右下)

 電子機器が発する電磁波ノイズの影響を調べるEMI試験で、東陽テクニカは人工知能(AI)を活用し対策を支援するソフトウエアを発売した。データベースからAIが過去の類似波形を抽出して対策の手掛かりに。作業効率の大幅な向上に役立てることができる。

 「EMINT(エミント)」は、EMIの対策をサポートするソフトウエアで、東陽テクニカが自社開発したAI製品のリリースは初めて。

 ワン・テクノロジーズ・カンパニー イ...  (つづく)