2021.06.10 【オーディオ総合特集】アキュフェーズ夏商戦に向けて提案

SA-CDトランスポートDP-1000(上)とデジタルプロセッサーDC-1000

創立50周年記念第3弾モデル「DP-1000」など

 アキュフェーズは夏商戦に向け、CDプレーヤー「DP-450」と、創立50周年記念の第3弾モデルとなる「DP-1000/DC-1000」を提案していく。

 今月発売のDP-450は、SA-CD/CDプレーヤー「DP-570」で培った技術を投入した高性能CD専用プレーヤーになる。DP-570で開発したドライブ技術を応用した新開発のCD専用ドライブメカを搭載するとともに、ノイズ性能を大幅に高め高音質再生を実現した。

 新開発の高性能「弾性ダンパー」を搭載したことで振動を大幅に低減し、ディスクの情報を高い精度で読み取れるようにしたほか、ディスクの回転音や風切り音を抑え、静粛性を実現している。高性能DACを4回路並列で駆動することで、原音に忠実な音を楽しめる。

 8月中旬に発売するDP-1000/DC-1000は、セパレート型SA-CD/CDプレーヤーのフラッグシップモデル。

 SA-CDトランスポートDP-1000は、精密加工の重量級ドライブに大型化した超重量級ブリッジを採用することで、防振・制振・低重心を実現した。

 スピンドルモーターにはアウターローター型ブラシレスDCモーターを新たに採用し、低振動と低騒音を両立している。

 デジタルプロセッサーDC-1000は選び抜いた素材と高度なデジタル技術を駆使。ESSテクノロジー社の最高性能を誇るDACチップを8回路並列動作する独自DACを搭載。周辺回路も全面的に刷新した。これにより、ひずみとノイズ性能を極め、デジタル信号の優れた性能を引き出せるようにしたという。

 純A級ステレオプリメインアンプ「E-800」、プレシジョンステレオプリアンプ「C-3900」に次ぐ、創立50周年記念第3弾モデルとして訴求していく。